ときのほとり

nonn71.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:短歌( 1 )

花かげ



若き日の浴衣の柄を思はせて背戸の紫陽花夕やみに浮く

花ひらき窄(つぼ)みしあとも日々草一首なさねば今日なき思ひ

六月の雨に落ちたる柚子の実の豆粒ほどがすでに香をもつ

失ひし花柄の傘いづへにかはたらきゐむと思はれて梅雨

よぎりてはそがひに見ゆるくちなしの匂ひほの聞く花かげにして
[PR]
by fumi2718 | 2013-06-05 18:23 | 短歌