ときのほとり

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風の記憶

からりと晴れた朝の陽射しの心地よさ。
どこもかしこも新緑の勢いがあふれています。


風はゆく青葉にささやき雲乗せて風になりたし青葉の風に

過去といふ還らぬ時を恋ふこころものがたりひとつうしろでに持つ

終の日のいつかを思う五月晴れ洗濯物はみごとに乾く

気負いなき日々がわれにはやはり良し季節を渡る風音きけば

柿若葉一日ひとひに青濃くて五月の空に凛とかがやく

やわらかな詩のありどころうっすらと指し示すごと月はかたぶく

我が影も共に歩みし年月を短歌の中に詠みておきたし
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# by fumi2718 | 2013-05-25 14:20

うたごころ

薬草の定めに生まれしドクダミの十字こぼるる白き初夏(はつなつ)

あぢさゐは雨を恋ひつつ夕やみに紛れて深き藍色となる

今日一日ガラスの器に青空を白き雲ごとすくえたのなら

をりをりの風のごとくに吹き過ぐるみじかうたあり長く関わる

命かけて遂げたき思いはなけれども咲かば詠へり散らば詠へり

究めることもなき吾が短歌詠めば心はかろく生きてありf0284880_1372915.jpg
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# by fumi2718 | 2013-05-23 13:04